導入の背景
タイの新MRTレッドラインは、バンスー駅から北はランシット駅(26.4km)、西はタリンチャン駅(14.6km)まで延びる路線で、バンコク市内と郊外を横断しています。乗客に安全で快適な体験を提供することは、カメラを選ぶ際の重要なポイントです。
VIVOTEK MD8563-EHは、インテリジェントな監視機能を提供する最もプレミアムなブランド製品として選ばれました。
導入の決め手とソリューション
VIVOTEKのモバイルドーム型ネットワークカメラMD8563-EHは、MRTレッドラインの4両編成列車と6両編成列車のセキュリティシステムで合計570台が採用されています。4両編成列車は10本あり、18台ずつ合計180台のカメラが搭載されました。6両編成列車は15本あり、26台ずつ合計390台のカメラが搭載されました。
VIVOTEKのMD8563-EHは、耐衝撃性IK10規格のメタルハウジングを備えた、バスや電車などの交通機関向け200万画素小型ネットワークカメラです。鉄道規格EN50155に完全に準拠し、かつ防塵防水IP67規格に準拠した堅牢な設計により、衝撃、振動、湿度、埃、温度変化に耐え、車両の移動中も安定した信頼性の高い映像を維持することができます。
MD8563-EHはまた、逆光環境で圧倒的な視認性を実現するWDR Pro、帯域効率を最適化するSmart Stream II、Trend Micro IoT Security、縦長映像に適したビデオ回転機能も備えています。
導入後の効果
タイ、バンコクの広域にまたがる新MRTレッドラインは、8月2日に試験運行を開始しました。本格的な運行サービスは2021年11月からです。