導入の背景
教育施設や礼拝堂のキャンパスでは、残念ながら広域セキュリティ対策が必要となっていました。そのためJames River Churchはセキュリティソリューションのアップグレードを検討していました。 教会のセキュリティカメラシステムはこれまで複数のPTZカメラを活用していましたが、敷地の全域を捉えることができず、犯罪行為があり得る状態でした。
導入前の課題
James River Churchでは、カバレッジに隙間がないよう、屋内屋外の両方で、キャンパス内の薄暗く見えにくい場所もカメラ監視できるようにする必要がありました。また、キャンパス内を隈なく見るだけでなく、屋内講堂の空席をカウントすることや、必要に応じて個人を追跡できるようにすることもプロジェクトの課題でした。
導入の決め手とソリューション
Helixeon社は、合計34台のVIVOTEKの屋内屋外セキュリティソリューションを選択し、James River Churchのセキュリティソリューション問題を解決しました。 そのうち屋内廊下や一部の部屋では、画質が良くリモートフォーカス可能であるという理由で15台のVIVOTEK FD9189-HT-v2が使われています。このFD9189-v2シリーズは、500万画素センサーを搭載し、30fpsで解像度2560x1920を実現するH.265対応の屋内ドーム型ネットワークカメラです。また、VIVOTEK SNVおよびWDR Proテクノロジーを搭載し、逆光環境と低照度環境の両方で高品質な画像を撮影することが可能です。レンズには、異なる利用シーンに合わせて固定焦点レンズまたはリモートフォーカスレンズの2つのオプションが用意されています。カメラは、夜間視認性を良好にするため有効範囲30mのIR-LEDも内蔵しています。
主要移動エリアに沿った屋内屋外の両方では、10台のデュアル400万画素広角レンズデザインカメラMS9390-HVが使われています。4つのセンサーに依存する従来のマルチセンサーパノラマ型カメラとは異なり、このMS9390-HVは、SNV(夜間視認機能)、WDR Proテクノロジー、最大20mまで有効な180°IR-LEDも内蔵するマルチセンサードーム型カメラであり、30fps(フレーム/秒)でフル解像度画像を実現し、屋内屋外の昼夜監視において優れたパノラマ画質を提供するのに最適です。 さらにMS9390-HVは、ビデオアライメント機能を搭載した独自のデュアルセンサー設計を備え、詳細かつシームレスな180°パノラマビューと縦方向に広い視野の両方をユーザーに提供します。これにより、水平方向だけでなく垂直方向もカバーできるようになり、カメラが設置された位置から下方をより広角で撮影することができます。
キャンパス外部の安全を確保するためには、500万画素センサーを搭載し、30fpsで解像度2560×1920を実現するFD9389-v2シリーズのH.265ドーム型ネットワークカメラキャンパスが5台導入されました。VIVOTEK SNVおよびWDR Proテクノロジーを搭載したFD9389-v2シリーズは、逆光環境と低照度環境の両方で高品質な画像を撮影することが可能です。 FD9389-v2には、異なる利用シーンに合わせて固定焦点レンズとリモートフォーカスレンズの2つのオプションが用意されています。カメラは、夜間視認性を良好にする有効範囲30mのIR-LEDも内蔵しています。FD9389-v2シリーズは、防塵防水IP66規格および耐衝撃性IK10規格に準拠したハウジングを備え、過酷な屋外環境でも信頼性の高いカバレッジを提供します。また、VIVOTEKのSmart Stream IIIテクノロジーとH.265コーデックのサポートにより、最高の画質を維持しながら帯域幅を最大90%削減します。さらに、AIを活用したスマートモーション検知機能により、無意味なノイズではなく人に焦点を当てたイベントを実現します。
FE9191は、侵入検知、混雑検知、徘徊検知などの機能を備えた、高度な映像解析技術(VCA)のニューウェーブであるSmart VCAを搭載しています。これらの機能は、監視カメラを画像撮影デバイスから高度な通知機器に進化させ、よりスマートな方法でより多くのものを見ることができるようにします。 結果的に、期待や目標をすべて達成しただけでなく、それを上回る結果を得ることができました。
導入後の効果とお客様の声
Helixeon社のRick Dale氏は、「お客様は、必要なエリアをくまなく監視し、PTZカメラが正しい向きかを心配することなく、プリセットポジションに戻れるようになりました」、「全体的な設置に非常に満足され、すべてのキャンパスにVIVOTEKを採用する予定とのことです」と述べています。