成功事例

VIVOTEK、ガーネトン有料道路に交通監視ソリューションを導入

2022.02.17

南アフリカ
垂直 Traffic
製品 IB9367‐HTCC8160IP9165‐LPC A Kit
プラットフォーム VAST 2

導入の背景

ウィルソン・モフィヤ・チャクリャ有料道路は、ザンビアのT3沿いを走るブラウンフィールドの有料道路コンセッションです。この道路は、ザンビアのガーネトンの真西に位置し、通称ガーネトン有料道路と呼ばれています。ガーネトン有料道路は、近郊のチムウェムウェ、ミンドロ、ミンドロノースを結ぶ、この地域で最も重要なルートの1つです。

GarnetonToll1.jpg

導入前の課題

ガーネトン有料道路の監視システムは、そのほとんどが旧式システムの製品で構成されており、近年、セキュリティ上の懸念が指摘されていました。この道路には、管理棟の屋内監視システムだけでなく、屋外に晒されても耐久性のある監視システムが必要でした。日々の料金業務を妨げずにシームレスに移行することも、大きな課題でした。

GarnetonToll2.jpg

導入の決め手とソリューション

ザンビアのNational Roads Fund Agency(NRFA)社の委託を受けたVIVOTEKは、システムインテグレータであるAfrica Technology Operations and Maintenance(ATOM)社と協力して、ガーネトン有料道路に沿って設置された数十台のカメラのアップグレードと交換を行いました。これには、個々の監視カメラを、VIVOTEKのVAST 2ソフトウェアを使用した一括管理システムに接続することも含まれました。車線には合計8台のVIVOTEKのカメラIB9367-HTが設置されました。これらのカメラは、防塵防水IP66・IP67規格および耐衝撃性IK10規格に準拠したハウジングを備える屋外対応型であり、最大30mまで有効なIR-LEDを内蔵しています。 加えて、優れた夜間監視を実現するために、道路に沿って9台のVIVOTEKのカメラIP9165-LPR-A Kitが設置されました。このカメラは世界中の多くのLPRソフトウェアメーカーに認証されており、シーン全体の映像とLPCの画像の両方を撮影することができ、最高時速90km/hの車両も捉えることが可能です。また、優れたアンチグレア特性と、連続可変角度テクノロジー(CVA Tech)を搭載したCaMate IR-LEDにより、視界の悪い夜間でも高精度でナンバープレート認証を行います。さらに、設置が簡単でメンテナンスもほとんど必要ないため、コストと作業時間を大幅に削減します。 一方、管理棟内には、屋内全体を見渡せるように、4台のVIVOTEKのカメラCC8160が設置されました。200万画素のCMOSセンサーが180°水平パノラマビューを提供し、内蔵マイクが視覚情報とともに音声データも取り込みます。このCC8160は、帯域幅を最適化するSmart Stream IIと、WDRエンハンス機能を搭載し、いつでも30fpsでハイレゾ画像を生成します。

GarnetonToll3.jpg

導入後の効果

VIVOTEKは、NRFA社に優れた交通ソリューションを提供しました。NRFA社は、旧来のシステムを、正確な自動ナンバープレート認証で定評のある信頼性の高い監視カメラネットワークに置き換えることができました。監視カメラは、VAST 2中央管理ソフトウェアを使用することで、シームレスなIP監視システムに統合されました。VAST 2は、エンドユーザー分析を提供するだけでなく、カメラのマネジメントを簡素化しました。周辺機器も含めたシステム全体が向上し、正確で信頼性の高い監視システムを望むNRFA社の要望が満たされました。

GarnetonToll4-1.jpg

導入後の効果とお客様の声

NRFA社によれば、VIVOTEKを導入したことで、他の料金所でもアップグレードしたいという依頼がクライアントから来るようになり、その効果に感激しているとのことです。